熊本災害ボランティア-Part3 ペットのこと-

5/18〜5/25まで熊本県へ災害ボランティアへ行ってきました。

そこで、見て・聞いて・感じたことを書き起こします。

 

ペットを飼っている方、ペットの避難について考えたことありますか?

飼っていない方にも是非読んでもらいたいです。

 

《最新情報ではありません。刻一刻と状況は変わっています。》

《私個人の主観的意見も混ざっていますので、その点ご了承ください。》

益城町いぬネコ家族プロジェクト

今回のボランティア中、2日間お世話になった被災ペットの預かりボランティアの団体さんです。

被災して住む場所がなくなってしまった犬猫たちへ、住む場所を提供し、管理をされています。

"ご飯・お散歩・ケージのお掃除は飼い主さんがやる"というのがルール。

ですが、ドッグランがあるので、1日に何度かドッグランへ出して、なるべくストレス発散できるような環境を作っていらっしゃいました。

 

益城町総合体育館の敷地内の何もない場所で、すぐにプレハブとドッグランを作って対応されていたとのこと。ただただ感動…。

 

「 動物と人間の共生 」について、あらゆる視点から考え行動されている方々。

私も動物が大好きだし、犬も飼っているのでとても勉強になりました。

HP : 益城町いぬネコ家族プロジェクト

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 みんな可愛かったなぁ♡

ここで教わったこと、帰ってきてから調べたことをまとめました。

 

ペットの避難

環境省では、災害時はペットと"同行避難"することを原則としているそうです。

でもこれは、避難所の中までの"同伴避難"を許可しているものではないとのこと。

この"同行避難"と"同伴避難"の言葉を誤って認識している人が多く、今回の震災でも混乱を招いたそうです。

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避難所で最優先となるのは、人間。

動物が苦手な方やアレルギーがある方もいるし、鳴き声や匂い、排泄物の処理等も問題になりやすそうですよね。

ペットを飼っている方はもちろん、動物が苦手な方も、震災時にご近所の避難所がどのような対応を取るのか、一度確認することをお勧めします。

 

迷子

東日本大震災の時にもかなり問題となっていた迷子の犬猫たち。

犬や猫が迷子になっていても、人間の子供みたいに喋ることはできないんだから、どこの子なのか分からない。

飼い主さんの側だって探しているんだろうけど、そりゃ、なかなか見つからないですよね。

 

そんな時に必要なのが、迷子札です。

知っていますか?迷子札。

名前と飼い主さんの連絡先が書かれたプレートのことです。

とにかく、これが付いていない子が多すぎるとのこと。

恥ずかしながら、うちの犬たちも付けていなかったので、家へ帰ってきてからすぐに母に「付けよう!」と言いました。

調べてみると可愛いのがたくさん♬

おうちの子に付けていない方は、ぜひ付けてあげてくださいね。

マイクロチップとかもあるけど、災害時に大きな混乱が起きている時はアナログな迷子札が役立つ気がします。

そういった知識がない方でも、電話番号が書いてあれば「連絡すればいいのかな?」って思ってくれると思うし。

 

飼っていない方も、もし迷子の犬猫を見つけたら、この迷子札が付いていないかを確認してあげてください。災害時に限らず。

なければ愛護センターへ。マイクロチップが入っている場合は、愛護センターで読み取ってもらうとその子の情報が分かります。

 

飼い主さんへ

・ペットと一緒に避難訓練をしておきましょう。

避難訓練とまでは言わなくても、どのように避難するかシミュレーションしておくだけでも違うと思います。

 

・ペット用の防災グッズを揃えておきましょう。

 

・犬や猫にとって、本当の幸せは何か?を考えて、一緒に生きてあげましょう。

「 甘やかすのではなくてきちんとしつける。 」

ケージやクレートに入るトレーニングがきちんとされていないと、震災等で狭い場所に入らざるを得なくなった時にものすごいストレスになります。

人慣れさせて吠えないようにしておかないと、不特定多数の人と生活を共にすることになった時、本人のストレスにもなるし周囲にも迷惑となります。

普段から飼い主さんの言うことをきちんと聞くようにしつけることが、非常時にも

 

「 ワクチンや去勢手術をしっかり受けておく。 」

災害時にシェルターなどで他の犬猫と安心して一緒に暮らすためには、絶対に必要なことです。

していないと、入れないことも多いと思います。

もちろん、その他の健康管理も日頃からしっかりと。

 

 

 

ひとつの命。

その命の重さに、差なんてありません。

色々な考え方の人がいるけれど、それだけは紛れのない事実だと信じています。

人間が横暴に振る舞うのではなく、知恵を使って共生できる世界を作っていきたい。

動物から受けている恩恵も、間違いなくあるのだから。