おんなじ意識と、異なる感覚

語学学校では、英語の勉強はもちろんのこと、色々な社会問題や文化についてみんなで議論することもあります。

国によって異なる価値観・考え方に触れることはやはり興味深い。

"当たり前"だと思い込んでいることにすら気付いていないことって沢山ある。

概念が覆される瞬間が、好き。 

 

学校に通い始めてすぐの授業は、テキストの中で環境問題がテーマになっている章に沿ったものだった。

地球温暖化は今や世界中で問題視されていて、"環境に優しく"を意識している人も多くいる。

カナダも例外ではない。

けれど、"どのように"の部分で感覚の違いを感じた。

 

 

ケロウナに住む人は、地産地消を好んでいる印象がある。

自分で野菜や果物を育てる人もいるし、Farmer's Marketが日常に浸透していてとても一般的。

野菜・果物・肉・魚などは、保存のためにケミカル漬けにされている食べ物を嫌い、地元やバンクーバーなどのものを選ぶ傾向にあると感じる。(ジュースやお菓子は別…)

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とは言えこれは、日本の地方でも同じかもしれない。

だけど驚いたのが「遠くからやってくるものは、輸送という行為において環境破壊をしている。」という意識を当たり前に持っているということ。

日本人はその意識は低い気がする。

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そして、根本的に自然を愛しているから、植物や動物を大切にする人が多い。

街にも花と緑が溢れているし、ゴミが散らかっているのも今のところ気になったことはない。

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一方で、ここでは家も学校も冷房ガンガン。

「設定温度を低くしよう。」という意識はみんな全然持っていないように感じられる。

私のホームステイ先の冷房はマンションで一括管理になっている為、個人の問題ではないけれど…。

ケロウナでの"当たり前"は「夏場の室内はどこまでも涼しく」なのだろう。

涼しさを求めれば求めるほど地球に有害である、という意識はほとんどなさそう。

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細かいと感じる人もいるかもしれませんが、こういう違いを発見すると、

人間って、住む社会と情報によって操られているなぁと感じます。

 

ひとりひとりがもっと丁寧に生き、外部から入ってくる情報だけではなくて、

"自分で得る"ということをしていれば、こういった違いは生まれないし悪習慣は消えていくはず。

私自身も日常のひとつひとつを改めて見直そうと思う。