"知らない人"がいない街

ケロウナの人ってみんなフレンドリー。

誰かとすれ違うことが、それだけで楽しい。

 

 

家の近所を歩いていると、すれ違う人がちゃんとこちらを見て微笑んでくれる。

「Hi」の一言をくれる人も少なくない。

もちろんみんな知らない人。

顔を知らない、名前を知らない、そんなのは別に関係ないんだなぁ。

"知らない人"という概念が薄い。

countrysideは、どこの国へ行っても人と人の距離が近くてあったかい。

特にお爺ちゃんお婆ちゃんのユーモアが好き。

 

 

帰宅中に、犬とお散歩中のお爺ちゃんに出会った。

「Present for you!」と突然何かを差し出してきたので何だろう?と覗き込んだら、わんこのうんち。笑

「Oh my God!」と驚く私に大笑いのお爺ちゃん。

お爺ちゃんの大笑いを見て大笑いの私。

1日の終わりに、思わぬ笑いのプレゼントを貰った。

 

これまた別の日の帰宅途中。

遠くの方に真っ黒な雲が漂っていて、今にも雨が降り出しそうだった。

風も強くてちょっと不穏な雰囲気。

と、今からお散歩に出掛ける様子の老夫婦と出会った。

「雨に降られなかった?嵐が来そうだよ〜」と聞いてきたお爺ちゃん。

「大丈夫でしたよ」と答えると、

「もうすぐ私たち、飛ばされちゃうかもね」とお茶目にコロコロ笑うお婆ちゃん。

「今帰るなんて彼女は賢いなぁ〜」と顔をくしゃっとさせるお爺ちゃん。

仲良しご夫婦に笑い仲間にしてもらっちゃった。

幸せのおすそ分け、嬉しかった。

 

「Be careful!」

 

私の口からは簡単な英語しか出てこないけど、笑い合えただけで心の繋がりを感じられる。

柔らかく生きる年数を重ねると心の触れ合いが自然と出来るようになるのも、場所に依らないね。

年を重ねてからあんな風で在りたいと思うと同時に、今からもあんな風で在りたいと思う夕暮れ時だった。