言葉と、それを超えていく。

2ヶ月間英語圏で暮らしてみて、私は日本語が大好きだなぁと感じた。

正確に言うと言葉を紡ぐことが好きで、自分の言葉を生み出すことができるのが日本語だから、日本語が好きなんだけど。


自分の思っていること、感じていることを100%他人に伝えることって絶対に不可能だけど、母国語なら表現方法や微妙なニュアンスでそのパーセンテージを上げることが出来る。

留学へ行って、日本人の子たちと仲良くなってしまうのはNGみたいなこと言われるけど、同じ言語を操る者同士の方が短期間で距離を縮められるのは当たり前のことだと感じた。


それだけ言葉は、親密になるのに大きな役割を担っている。

少なくとも私にとっては、友情も愛情も恋心も、お互いのことを理解すればするほど深まるものだから。

もちろん、留学する上で”英語上達"という目的から逸脱してしまうのは良くないことだけど、

この地球上で “日本語が母国語”であるという共通点があることは、それだけで大きな奇跡なんだ。

そのことに気が付けました。

日本にいると、ついついこの奇跡を忘れてしまうよね。

学校生活最後に、『ありがとう』の想いがいっぱいいっぱい溢れてきた友達は、正直日本人の子たちばかりだったな。

 

 

一方で、英語でしか言葉のコミュニケーションが計れないホストマザーへ、感謝の気持ちをどのように伝えようかすごく悩んだ。

 

2ヶ月間たくさんの同じ時間を過ごして、

一言では言い表せないほどお世話になって、

そりゃあもう、感謝の気持ちしかなかったから。

どうにかしてきちんと伝えたかったんだ。

 

手紙も書いたけど、英語では自分の言葉を紡げなくて表現しきれなかったから、考えた末にアルバムを作った。


思い出の写真と一緒に、私がケロウナで感じた"Happiness is…”を詰め込んで。


Happiness is driving with the blue sky.
Happiness is living with flowers.
Happiness is finding amazing sky.

こんな具合に。

 

完成したアルバムと、カーネーションの花束を一緒に渡したとき。

ホストマザーが心の奥底から喜んでくれているのがすぐに分かった。

 

「 あ、言葉を超えた。 」

 

そう思った瞬間だった。

2ヶ月という時間で少しずつ少しずつ育まれた絆が、しっかりと繋がったのが見えた瞬間だった。

 

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私は、これからも言葉と共に生きていく。

言葉をとても大切に大切にしたいと思っている。

今は日本語だけ。いつか英語も同じくらいになったらいい。

 

だけど、「言葉を超える」あの瞬間の感動は、決して言葉に表すことの出来ない感覚を宿していました。

その感覚をひとりひとりと培っていくことは多くの時間が必要なことだけど、

コツコツと着実に、時に言葉の力も借りながら、諦めずに育んでいきたい。

 

今までもやってきたつもりだったけど、今回この感動を味わわせてくれたホストマザーのおかげで自分の中での決意も新たになった。

これまでの私の中に視界良好でない部分があったことにも気がついた。

自分のやっていること、やり方への自信も深められた気がする。

 

自分を信じて、信じて、信じよう。

 

最後の最後まで、大切な気持ちを授けてくれたケロウナの旅。


これにて終了です✈︎

 

ありがとう。

全てへ。